自転車カバーについて

自転車カバーを掛けることにより、雨やホコリから電動アシスト自転車を守ることができます。自転車カバーのメリットは下記の通りです。

自転車カバーをかけることのメリット

雨をしのぐことができる
雨に濡れると汚れたり錆びたりします。理想は駐輪場など雨風がしのげる専用の場所に駐輪するのがいいのですが、そうもいかないケースではカバーをかけることをおすすめします。
ホコリを防ぐことができる
カバーを被せないと風で舞い上がった土ぼこりが付きます。毎日乗っていればほとんど気になりませんが、1週間乗らないとうっすらと白くなります。もし、学校のグランドや畑の近くなど、土ぼこりの多い場所の場合は、真っ白になってしまいます。乗る前に拭き取る手間が発生しますし、ギアなどの機械部品にもあまりよくありませんので、ホコリの多い場所では特にカバーをかけることをおすすめします。
盗難防止効果がある
カバーをかけると、車体が見えないことと、カバーを外す手間が発生するので、盗難の危険性がグッと減ります。自転車盗難の多い地域では盗難を防ぐ意味でもカバーをかけるといいでしょう。

自転車カバーをかける時に、いくつか注意すべき点があります。

風で倒れやすくなる
自転車カバーをかけると、カバーが風を受けてしまい、自転車が倒れてしまうことがあります。風の強い場所に置く場合は、紐でしばりつけるなどの対策が必要となります。また、台風や冬の季節風など風が強くなることが予想される場合は、風のあたらない場所に移動したり、柱などに縛り付けるなどの風対策をした方がいいでしょう。電動アシスト自転車は重いため倒れるとダメージが大きくなります。
風でカバーが飛んでしまう
上記とも重なりますが、風が強いとカバーが飛んでいってしまう場合があります。紐がついていて、括りつけることができるカバーが販売されていますので、利用するといいでしょう。
蒸れる
濡れたままカバーをかけたり、カバーをしっかりかぶせていないと隙間から水が入って、自転車が蒸れてしまいます。直射日光があたった場合は、カバーの内側は高温になります。電動アシスト自転車は防水されているタイプがほとんどですが、蒸れて湿度の高い状態が続くとサビが発生したり、部品の内部に水滴が発生したりして、自転車にとってはあまりよくありません。濡れている場合は、カバーを一旦外して乾燥させるといいでしょう。また、そもそも水が入り込まないように、しっかりかぶせておくことをおすすめします。

その他自転車カバーについての情報

子供乗せタイプ専用のカバーもある

子供乗せ自転車は前後にチャイルドシートがついていて、通常の自転車カバーが使うことができません。そんな時は子供乗せ自転車専用のカバーが市販されていますので利用するといいでしょう。また、シートだけのカバーも販売されています。シートにたまったホコリが気になる時に便利な製品です。

サドルのみのカバーもあります

100円均一ショップには、アイデア商品としてサドルだけのカバーも販売されています。2重になっていて、ワンタッチで裏返すことができるものです。サドルが濡れていても裏返すだけで濡れていない面が出てきますので、お尻が濡れる心配がありません。安いので気になる方は試してみて下さい。